希望の小瓶

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希望の小瓶

木漏れ日みたいなジャムで満ちた小瓶。影の中でこそ存在する光は、希望そのものだった。 小瓶は温かな光を放ち、月も星もない夜闇を照らしてくれる。 僅かな光を頼りに進む。太陽が私を拒むから、夜しか外に出られないの。 あなたと同じ時間を生きたい。ささやかな願いのために道なき道をひた歩く。
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