描いた幸せ

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描いた幸せ

幼い僕が描いた空はいつまで経っても青いまま。閉じ込められた空想は、幸せそのものだった。 でも僕はくだらない現実を生きながら、今もまだ、夢見ることをやめられないでいる。だから、この幸せが永遠になればいいと願ってしまう。 月明かりが差し込む寝室と君の微かな寝息が、僕の全てなのだから。
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