No title
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うちには代々受け継がれてきた木箱がある。じいちゃんに中身を聞いても、ただ大切なものだと返ってくるだけ。 好奇心に負けてみんなが寝静まった夜中に木箱を開けてみた。でもそこにはなにも入っていなかった。 僕の家族は、なにをそんなに必死に守るのだろう。次の日僕は、初めて習い事をサボった。
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