ロールプレイング

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ロールプレイング

「よかったじゃん」 少し間を置いてから無理やり弾き出した嘘が巡る。 あいつはただ何となく青春みたいなことをしたがっていた。それを知っていたのに、恥ずかしくて、勇気が出なかった俺には、当て馬役がぴったりだ。 主人公に好意を抱きながらも、彼女の恋を応援するイイ奴に、徹してやろうと思う。
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