夢がなくても

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夢がなくても

将来の夢がないことがコンプレックスだった。それをテーマにした作文も、授業後の友だちとの会話も、全部他人事だった。 当然のようにみんなが夢を語るから、私は欠陥品なんだと思い込んでいた。 でも今は平気。立派な夢がなくても足下の花に気づければ、それだけで案外幸せだって気づいたから。
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