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糠漬け育て日記
あれは、今年の始め頃。
腐ってしまった糠床を捨ててまた新たに糠床を作り始めた。
米を精米するマシーンの後ろに行くと扉があるのでその扉を開けると何とも言えない匂いが鼻につくがその柔らかい土のような物を1~3kg持っていって家で2つに分ける。
1つ目が糠床用。2つ目が床磨き用。
として使う。
昔の人は、糠をワックス代わりとして使っていたようだ。
糠床の成長は、実に面白い。
糠に塩と乾燥昆布と唐辛子と水を入れ、捨て野菜し、混ぜるそして、発酵してくるのを待つと匂いが強くなるので1日1.2回混ぜないといけない。
愛情を入れながらやると糠床さんが答えてくれる。
浸ける野菜の試行錯誤をしてみるともう出来てるかどうかが分かる。
その瞬間糠床に対する達成感と、糠漬けに対する愛情を感じることができる。
最初は、人参・きゅうりなどでも良いので糠床の状況を把握するのも必要。
糠床が出来て11ヶ月糠漬けは、高知の小さな茄子を買って、茄子の実験最中。
次の日見てもまだ出来ていない翌日に見ても出来てきてるがまだ後もうちょい浸けてから下処理から合わすと約3~5日は、掛かるようで、ネットで調べると茄子の糠漬けは、レベルが高いと書かれていた。
私は、きゅうりの方が好きなので他の野菜は、やらないけど挑戦は、してみたいと思って挑戦したもののやはり難しい。
茄子に糠を被せて柔らかく味がつく事を願いながら待つ。
蓋を締めて。
開ける頃には・・・。
完成した。
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