![5799c51f-620a-4dd3-b8af-81914b9023f1](https://img.estar.jp/public/user_upload/5799c51f-620a-4dd3-b8af-81914b9023f1.jpg?width=800&format=jpg)
第四に、同じく政策にも4つの矢印をつけると、
驚くべきことに、文明活動を健全に保つ政策の種類も、
技術と完全に対称的な形で説明できるのです!
これらはいわば政策が社会に働きかける時の、
直接・間接・自助・互助
経路と
呼ぶことができます。
具体的には、社会活動に直接働きかけて、
利害調整すること自体が重要な経済・社会政策、
政策の実現に不可欠な、
全国民の健康や教育を高める人的資源政策、
制度・政策の健全性を高める行政管理政策、
科学・技術の健全導入を助ける技術的政策です。
これを簡単に言うと(順番は変わりますが)、
(モノを)作って、分けて、
(ヒトを)高めて、活かす、
技術的政策、経済・社会政策、
人的資源政策、行政管理政策
と言い換えられると思います。
さらに付け加えると、この図によれば、
社会工学的技術と技術的政策は、
相方のどの
経路を助けるかによって、
やはり対照的な、3つずつに分類できます。
(詳しい内容については、拙作『文明の星』を
ご覧いただければ幸いです。)
![5f374a95-ac54-495e-86a9-59540efe934c](https://img.estar.jp/public/user_upload/5f374a95-ac54-495e-86a9-59540efe934c.jpg?width=800&format=jpg)
以上のように〝文明の星〟図を描くと、
様々な技術と政策の種類を、
分かりやすく体系的に説明できます。
今までこうした文明理論がなかったとしたら、
この〝コロンブスの卵〟的な発見が
できたことを、大変嬉しく思います。
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