ホワイトムスクの雪

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「ありがとうございます。ちょっと買い物に行ってきますので…」 そう言うと書斎を出て行った。 私は窓の外を見た。 この雪の中、買い物…。 そこのコンビニまでなら大丈夫だろう…。 私はパソコンのモニターに視線を戻し、仕事を続けた。 玄関から傘を差して出て行く上杉さんの姿が見え、私はそれを目で追う。 どうやらコンビニへと向かった様だった。 私はまた原稿を書き始める。
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