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お散歩へ行こう④
私達は、ワールド ホール近くのポップな喫茶店に入った
まだ、店がオープンする時間ではないのに表通りなので人通りがかなりある
アイスコーヒーの氷をつつきながら
「うみ先生~今日は、お祭りなんですか?」
不思議だったから聞いてみた
「ん?お祭り?」
聞き返される
「だって、こんなに人がいますよ。うちの実家の秋祭りより人が多いです。今日は…三社祭?」
「みおさん、それ浅草のお祭り…」
「あ、じゃあ、サンバカーニバル?」
「それも浅草…」
「じゃあ…う、うみ先生!!」
「何かありました?」
「はい、ありました。あの本屋の前から来るお二人オーラ凄くないです?」
歳は、30後半から40代位の男性と
細身で太陽の光の加減なのか茶色の髪の毛がキラキラ輝いてる
20代後半…30歳に、なってるのかな~って二人組
「目立つわねぇ~」
「兄弟…じゃないですよね~」
「あら、わからないわよ。義理の兄弟って事もあるわよ」
「そうか!いや、けど、うみ先生。私はどノーマルでカップル路線がいいです!」
いや、よくよく考えれば『ノーマル』では無いよね?
「わかるわ~王道よね王道」
暫く二人でその人達が過ぎ行くのを見てた
私達の前を通り過ぎる時、髪の毛茶色の人が
チラッとこちらを見た
目が合ってしまった!
ニコッて笑ってウィンクをしてくれた!!
その仕草を見た横のお兄さんは
ウィンク兄ちゃんの腰を自分の方に引き寄せ去って行った
「ひ・ひゃ~う、うみ先生…やっぱり新宿って怖いです」
うみ先生を見ると真剣にメモを取っている
うみ先生との格の違いが出てくる
人間ウォッチングになった
━今日も後書き━
この二人は…
伊織さんと斗織さんも出演させてみました
林さんと宗吾さんとの喫茶店待ち合わせに向かう前に
アホヅラな私が見掛けた感じですね
しかし、なんすかね?
斗織…なんでウィンク!?
多分、アホズラして「祭り?祭り?」
って騒いでる私が挙動不審過ぎで
目に止まったんですかね
ま、からかいですね
…もしかすると
ココじゃなくて
夢幻泡影書けよ!!って指令だったかも
書きます、書きます
暫しお待ちを♡
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