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お散歩へ行こう⑥
何かを書く為の白い用紙コーナー抜けると
次は、色紙
印刷されているものや
千代紙
何に使うかわからないけど厚紙に動物だったり、食べ物が印刷されてる紙が目につき楽しくなる
「うみ先生、見てください。これ本みたいに閉じてますが全部違う柄で便箋にしたり、ポチ袋みたいにして使うのも有りな本なんですって!」
「へー面白いわね。これ、一冊あると沢山紙が自宅にあるような感じね」
「ですね~けど、この紙が札束だと嬉しいですね」
「もう!現実的過ぎ」
ってめちゃくちゃ笑ってた
「あ!うみ先生!!札束…売ってる…」
「ええっ!!」
よくよく見たら札束メモ帳で
二人で顔を見合わせて笑った
三階に上がってみた
三階は、画材の道具を売っていた
「あら、ここは流が来ていそうね」
うみ先生はフロアを見渡し言う
「ですね、流さん美大って言ってましたもんね」
「そうそう、うちに来た時言ってたわよね~」
「ですね、デッサンが全部翠さんになるって言ってましたよね
しかし、どんだけ翠さん大好きなんですかね~」
「本当に」
と、言ったうみ先生は、何かを思い出したらしく
かみ殺すように笑ってた
「うみ先生何かありました?」
「ううん、いや、翠が可愛らしいなって思ってね」
「ん?可愛いですか?麗しいとか、たおやかじゃなくて?」
「ふふふ、大人しかわからないのよ」
「ちょ、酷い。私も立派な大人ですよ~」
私はうみ先生から見ると
まだ大人じゃないらしいです
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