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はいぃ?
「翠!!翠!!おい、ちょっと待って。どうした?」
流さんが翠さんを捕まえて顔を覗き込む
「流…流なんか居なくても大丈夫なんだから」
顔の表情無く答える翠さん
「え、俺は翠が居ないとダメだ。死んでしまうよ」
「何を言ってる!?流は、流はみおさんと…」
「は?みおがどうした?」
なんでみおが出て来た?
「みおさん…と……………っするんだろ!!」
「ん?なにをする?」
あっ!さっきの滝行の話か!!
「だから…みおさんとセッ……ク…スするんだろ!!流から誘ってたじゃないか!!」
顔を赤らめ睨みなが言う
「は?みおとセックスなんてしねーよ。な、翠落ち着け…なんで俺とみおがセックスするって思った?」
「だって言ってたじゃないか。した後の風呂が気持ちいいとか
やります!!とか流となら風呂まで入れるとか…」
あ~翠のお得意勘違いかな…
よし、丈達いないし…本気のキスするか
「翠…それは誤解。みおが邪念払うにはどうしたらいいかって聞かれて
くそっ寒い真冬の滝行しか無い。ただ、その後の風呂は最高だって話をしただけ…翠…みおにまで焼きもち妬いたの?みおだよ?」
「って言うか…やっぱり女の子だし…って思うと…」
「翠、俺何十年翠しか見てないのちゃんとわかってる?俺は、男とか女で好きになっているんじゃないよ?俺、翠が好きなの。張矢 翠が好きなの。張矢 翠じゃないとダメなんだよ。わかる?」
翠の目を見ながら絶対そらさない・そらさせない
翠の顎を上げてキスをする
「流、ダメここ廊下……」
気にせずしようかと思ったが
今日このビルは貸し切り
俺達しかいないし…
良い事を思い付いて口角が上がる
「へー女性レストルームって広いし綺麗だな」
翠を女性レストルームに連れ込んだ
「ちょっと、流ここ女性用だよ」
焦ってる翠可愛いな~
「知ってる。もう、今日しか出来ない事しよう」
翠に笑いかけてみた
「今日しか出来ない事?」
あ、意味わかってない顔してる
「うん、このビル誰もいないし…うみさん達は俺達の仲知ってるしね」
維持悪く笑ってみた
俺の目の端に楽屋みたいな鏡が映る
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