真っ赤ないちごちゃん

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真っ赤ないちごちゃん

あれからどの位の時間が経っただろう 「うみさ~んお待たせ~お昼のお弁当も買ってき…た………よ?」 宗吾さんが元気に部屋に入って来る 「こんにちは、うみ先生!!…えっ?宗吾さん?…ってみおさん!!喧嘩!?」 私の鼻にティッシュが詰まり 胸元に血が付いているのを見てびっくりしているのがわかる 「あ、宗吾さん、瑞樹、ありがとう。領収書頂戴」 「うみ先生…大丈夫なんですか?」 瑞樹ちゃんが心配そうに聞く 「あ、うん。もう大丈夫だから」 うみ先生の取って付けた笑顔が怖い 「けど…」 「う、うみさん。話して構わないですよ…」 翠さんが口を開く 「翠…いいの? はぁ一度しか言わないわよ まず、翠が流とみおさんの話をチラッて聞いて浮気だと誤解 流とみおさんそんなんじゃなくて滝行の話をしてた で、流と翠が仲直りしたけど流がやり過ぎて翠ヘロヘロ みおさんは、喧嘩してないか見に行って興奮して大出血 以上」 「なんか、修羅場ってたんだ」 宗吾さんが居なくて良かったって顔してた 「で、その話の大元って?」 宗吾さんが聞き返す 「瑞樹ちゃんのホクロの位置を聞こうとしてみおさんが鼻血出したって話から発展しました」 え? これ、俺が発端? 隣の瑞樹は、みるみるうちに真っ赤ないちごちゃんになって 可愛いな~ って思っていたら 「宗吾さん…原因は、言わなくてもいいあんな場所のホクロの話をするから…匂わせて止めるから気になるんじゃないですか?!」 瑞樹恥ずかしくて死にそうになる位真っ赤ないちごちゃん 練乳たっぷりかけてペロペロ食べたいな~ 「ん~、ごめ~ん。瑞樹~なんかあの時、皆が知らない事を自慢したくなったんだよ」 宗吾さんはどんな時も通常運転だった 「それよりみおさん最近鼻血多くて心配です。大丈夫ですか?」 瑞樹ちゃんが優しく話かけてくれる 「み、瑞樹ちゃん!!ああっ、ダメ~」 優しくされたらまた鼻血吹きそう… かくしてこの日の座談会は お昼を皆で食べて 当り障りのない話をして 閉幕するのでした 私、最近鼻血しか出してないわ あとがき いつもスター・スタンプ・ペコメ ありがとうございます みおの執筆の励みになっております 今回このネタ 実はうみ先生と軽いやり取りから 生まれた妄想でして 妄想とは言え流さんと誤解されてちょっと嬉しいみおちゃんです(笑) 翠さんと流さんファンの方すみません 心よりお詫び申し上げます お詫びで私、脱ぎますか? あっ、いらない…失礼しました 今回も快くキャラクター貸し出して頂いた 志生帆 海先生 本当にありがとうございます🍀
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