おまけ@次の日

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おまけ@次の日

誰かが足取り軽く山門を駆け上がってくる ご住職が軽く庭を掃き掃除している 「おはようございます住職、昨日はありがとうございました」 「はい、おはようございます。いいえ、ちゃんとみおさん駅に送りました?」 「はい!あっ?えっと…」 「えっと?」 「思い立って菅野君に逢いに行きました」 「逢いに行ったの?」 「はい、みおさん東京方面に行くからご一緒させていただきました」 「え!?菅野君に連絡…」 「はい、みおさんが残業とか飲み会あったら大変だから連絡入れなさいって」 「(ホッ、みおさんナイスアシスト!!)あ、で、連絡取れたの?」 「はい!途中の品川駅で乗り換えの時にみおさん見失いましたが五代目のお店は見付けました!!」 「見失った!?」 「はい、僕が五代目のお店見付けて前を向いたらみおさん居なくなってました」 「え?それで?」 「はい、みおさんが見付けてくれました」 「なんか、小森君の話はどんな物語よりハラハラドキドキするんだけど…」 「そうですか?」 「仕事帰りの菅野君とちゃんと逢えた?」 「はい、スーツ姿が格好いい菅野君に逢えました」 「良かったね」 「葉山さんにも逢えて、みおさんの師匠さんにも逢う約束したんです」 「え!?うみ先生に逢う!?」 「はい」 「え?なんでそんな話になったの?」 「えーっと…えーっと…」 「おっ、小森来たか!!あずき炊くぞ!!」 「あ、流さん待ってください!!割烹着着ますから!!住職、五代目のお店でお土産買ってきました。食べましょ」 小走りで行ってしまった 「なんでそんな話になったのかな… ま、うみ先生のお宅楽しいし…小森君大丈夫そうだけど菅野君…大丈夫かな?何と無く心配だな~」 小森君の背中を見送りながら ご住職は、未来の要らぬ心配をしていたとさ 後書き いつもスター・スタンプ・ペコメ ありがとうございます 今日は、ご住職様と小森君の 会話だけでお送りしてみました 次は、あずきを流さんと炊こうと思っております
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