無敵のメアリー

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無敵のメアリー

バスを降りる時 パン!!と旗を広げ広い場所に誘導してくれるにゃまみさん あっ!!現地集合の人達が数名居て合流してくれた うみ先生は、ログハウスの鍵をもらいにダッシュ 「これで皆さんそろったのかな? では、現地集合の方もいらっしゃったので今一度諸注意です 一つ目 こちらからは、対象者に話しかけないでくださいね。 向こうから何か話しかけられたら自然に返してくださいね 自然にですよ、緊張しないでくださいよ~」 「「「やだ~みおさん、煽らないで~」」」 笑いが起きる 「二つ目 私達は、壁です。鼻息気をつけてください。 それと…悲鳴 多分悲鳴あげたくなる瞬間あると思いますが…我慢です。我慢は三文の徳ですから!!」 「みおさん?それ、早起きじゃなくて?」 キーをもらってきたうみ先生が突っ込んで来た 「いや、ほら、悲鳴あげなきゃ色々先に進むじゃないですか!!」 読者さん全員手を口にあて首を縦に頷いてる 「ちょっと、皆さんその頷くの揃ってて日体○の集団行動みたいですから!!」 うみ先生ひきつりながら笑ってる 「さあ、ログハウスは二棟なのでどう分けましょうか… あ!そうだ、張矢兄弟推しと宗吾さん瑞樹ちゃん推しで何と無くわかれてみます?」 読者さん達は、ささっと分かれた すごっ!! ほぼ半分に最初からなった 流石!! 「じゃあ『月』は月影寺の月って事で張矢推しメンバーでいいかしら?」 ━はい━ 満場一致 「じゃあ、星は宗吾さんと瑞樹ちゃん推しで。みおさんはもちろん…」 「はい、星に行きます!!うみ先生は?」 「私は行き来するわ」 「…見つからないでくださいよ?」 「大丈夫、私失敗しないので」 それを聞いていた読者さんがどっと笑った 「さ、それでは皆さん中へ入りましょう」 中へ入って皆さん荷解き そして持参したお菓子を出したり ティーバッグやスティックコーヒー出したりしてる 出来る女達って感じだな 私は、月と星に小型無線機を設置 「あの~うち、工務店してて」 とある読者さんが話かけてきた 「はい?」 工務店…?キャンプになにか関係ある? 「あ、いま、新製品が出て主人が女ばかりで心配と、どの位外から見えないか試して来てって持たされまして…簡単に剥がせるのでつけて構いませんか?」 目の前に出されたのは透明っぽい巻いてあるフィルム 「え?見えないって外からって事ですよね?」 うみ先生が聞いている 「はい、特殊フィルムなので夜、中が明るくても見えないらしいです」 「うみ先生、これ窓に水をつけて貼っていくだけみたいです。剥がすのも水を端から垂らせば綺麗に剥がれると…」 「はい、採用!!メアリーにうってつけ!!みおさん、いける?」 「はい、月と星のこの一番大きな窓に貼りますよ」 早速貼り始めたら本当簡単で あっと言うまに終わった 「うみ先生、ちょっと外から見てみますよ。ちょっと皆さんメアリーしてください」 双方の無線機に話しかけた 工務店さんと私が外に出る 工務店さんは、ずっとスマホで撮影をしている 外に出たら……… 「うわっ!うみ先生本当に居ます?」 無線機に話かけた 「全員で外見てます。見えない?」 「はい、全く もう、闇のメアリーですよ」 私達は、無敵なメアリーになった
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