名無しのメアリー達へ

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名無しのメアリー達へ

━ピンポンパンポーン━ え~ メアリーの皆様にお知らせ致します 今回のこのお話は、あえてメアリーとも○○さんとも記入しません どうぞご自分に置き換えてご堪能くださいませ 楽しんでもらえたらいいのですが… では、どうぞ( ゚∀゚)つ *━*━*━*━*━*━ 『うみ先生~折角キャンプ場来たから皆さんは散策とかしていただいていいですよね?』 私は、うみ先生にお伺いをしてみた 「そうね、私とみおさんは見つかる訳行かないけど… どうぞ皆さんは、外に散策してきて下さい。生翠、生流、生洋、生丈、生瑞樹、生宗吾、生キッズ堪能してきてください。しかし、決してお手は触れないでくださいね~」 『うみ先生、なんか最後怪談話みたいですよ~。それに…生・生って…ちょっとヘンタイさんぽいです』 「そう思った方が更にヘンタイ極めてますわよ~みおさん」 部屋の中で皆で笑った 皆で外に行く時 何人かでグループになった 私は、月影寺の皆さん大好き あ、勿論滝沢さんや葉山さんもスキ うみ先生の作品大好きだし モデルになった人達とか見れるなんて♪ 実は、聖地巡礼も1人でしてたりする 葉山さんの花屋さんも何度か行ってるし 菅野さんのご実家にも行った あ、ゆめのくにも同じコースたどったのは内緒話 「じゃあ、私達どこに行く?」 「さっき虫かご持って森に入って行ったよね?」 「あっ、じゃあ、キッズもいるから愛でる?」 「「「そうしましょ」」」 はじめましての人が多いのに 皆、目的が一緒だからか 意見がまとまりやすいし 何しろ皆優しいし親切 窓も 「見えてる?見えてない人ここいいよ」 って長く見ている人が譲ってくれたりして本当にうみファミリーって感じ ワイワイしながら森の中に入った直後 先頭の人が 「ヤバッ!!洋くんと瑞樹くんが戻ってきた!」 そう言葉を発した 前の人の肩越しに洋くんと瑞樹くんが見えた ━ヤバイ綺麗━ そう思ったら顔から火を吹きそうな位赤くなったのがわかったと同時に 緊張で歩き方がぎこちなくなる 右手と右足同時にでてるのかも!? 何しろすれ違いざまに 「同じ空気吸ってる。二人から出た二酸化炭素吸い込んだかも!?」 ってバカな事を思ったら……… 木の根っこに引っ掛かり派手に転倒した 「キャアー」 物凄い大声を出してしまった イタタタタ……… 目を開けるとスニーカーが見えた ふと、顔を上げると 麗しの洋さん! いや~ん、綺麗~ つい見入ってしまう 「だっ、大丈夫ですか」 声をかけられて我に返る 「痛っ……ううう、痛い……腕も足も凄く痛い!キャー血が出てる。どうしよう」 大人になってこんなに派手に転んだ恥ずかしさと憧れの人が私を助けてくれてる恥ずかしさと 色々な気持ちが混ざり合って痛さ倍増している気がすりる 「たっ大変だ」 洋さんと瑞樹さんが何か話をしている 「今、知り合いの医者を呼んできますね」 洋さんは、駆け出していた 残った瑞樹さんは、小さなポシェットからウエットシートを取り出して 「大丈夫ですか?医師が来るまでに泥を取っておきましょうか?」 と優しく手を取ってくれて泥を拭いてくれる 「あっ、足は…嫌ですよね」 と微笑みながら仲間に 「足、お願い出来ますか?」 とウエットシートを差し出した 私を含めて四人で行動してて 足に二人 手に二人 合計四人で拭いてくれてる ……介護老人も真っ青な位献身的な清拭 その中の一人は、瑞樹さんですよ! 一体どの位の高額医療になるんだ? 医療点数いくつつける? 瑞樹さん自体が高額…後光がさして見える ここは、極楽浄土? もう、色々頭の中パニック!! 腕も足も血が出てるけど 煩悩だらけの私は そろそろ鼻から血が垂れてませんか?
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