キッズ♡

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金曜日のメアリー達へ 本日もメアリー表記しません 転んだおねーさんになったり キッズの側のおねーさんだったり 色んなポジションで自分をお楽しみください そして二本立てになりました どうぞお楽しみください *━*━*━*━*━ キャー叫びたい!! 私の側にいっくんと芽生くんがいる いっくんは、自分が転んでしまったかのように涙目になっている ハンカチ差し出したい… 「めーくん、たいへん、たいへん おねーさん、えーんえーんしてるよ かわいそうだよ いっくんもおてつだいしたいな」 やっ、優しい子~ 確かいっくんって潤君のお子さんよね 潤君の奥さんの菫さんがお一人で育ててたのよね 菫さんのお人柄が出てる…… 親戚でも無いのに気持ちが親戚になる 「いっくんとボクでおねーさんをはげましてあげよう」 ん? 励ますの? 何をするのかしら? 瑞樹さんも見たいけどこの愛らしい二人を見ちゃう 「うん」 「おねーさんのいたいの、いたいの、 おそらにとんでいけ~」 かっ、かわいい~ その場に居合わせた仲間達は プリティーキッズ達にやられた 二人とも怪我をしている人見てられなくて 体は、前を向いているけど顔は背ける 後ろにいる私達と目があった 「お、お兄ちゃん達は勇気あるね。おねーさん励ますなんてカッコいいね。おねーさん感動しちゃった!」 つい、話かけてしまった だって子供が勇気振り絞って怪我した人を励ますってなかなか出来る事じゃないと思うから… 「私もそう思うよ!」 「あ、おねーさんもそう思う!!格好良かった!!」 「姫を守る騎士みたい!」 芽生くんといっくんの顔が ぱぁぁぁぁっと明るくなりニコニコしてきた 「あっ、格好いい二人…これ、あげる。手つけてないから」 「あ、私もこれどうぞ」 「これも!!お兄さんと食べて」 あっ!皆の顔がこっちむいた! ああ、危ないキーワード言っちゃった ごめ~ん 皆、どんどん芽生くんと、いっくんに 未開封のおやつを渡し出す 「お菓子持ちきれる?」 聞いてみた 「いっぱい過ぎて歩けないかも~」 芽生くんが可愛い過ぎる 「あ、じゃあ、これどうぞ」 自分の荷物から小さなエコバッグを広げた 「え?おねーさんこのふくろいいの?」 芽生くんがパッチリお目目で聞いて来る 「うん、いいよ。あげるよ。おねーさんまだいっぱい持ってるから大丈夫」 芽生くんに余ってるエコバッグを見せた 「おねーさん達、ありがとう」 「「「いいえ、どういたしまして。小さな騎士さま」」」 そう言って芽生くんといっくんから離れた 「転んだ人には大変申し訳無いけど…ありがと~。生芽生くんと生いっくん見れた!!喋れた!!」 「本当に!!可愛いかった~」 「天使降臨ね、天使降臨!!」 皆、鼻息荒いキッズ接触組だった
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