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仲良し
「なんかまた外、盛り上がってますね」
「あら、本当に」
「うみさ~んニュースです!!今、外でチラ聞きしてたんですが親子でピザ作る教室あるみたいで瑞樹さんと芽生くん、潤くんといっくん、で、これが大ニュース!!翠さんと薙君も参加です」
散歩していた方がログハウスに飛び込んで来た
「え!?翠と薙!?何だかちょっとだけ怖いベアよね」
うみ先生がちょっとだけ顔をひきつらせた
「いやいやいや、うみ先生。薙君がきっとフォローしてくれますよ
それに、ピザ作るだけでハプニングなんかおきませんて~。考えられるハプニング決まってません?焼きすぎ位じゃないですか?」
「そうよね、うん。あのピザ窯焼いてくれる人いたしね。うん、きっと大丈夫ね」
皆で余計な心配を遠くでしていた
「うみさん、私達ちょっとチラ見してきますね」
「はい、気をつけてね」
うみさんとみおさんに見送られ
ピザ教室があるエリアで散策している体でピザ教室を見守る
「うわぁ~瑞樹さんと芽生くんって息があってて本当の親子みたい」
「ね~、見てても安心して見られる」
「「「いや~眼福~」」」
「あ、潤くんの所は……」
「「あっ~いっくん捏ねてる小麦粉~あっ、あっ」」
「ふぅ~口に入れるかと思ったわ」
「生の小麦粉は…マズイわよね」
「ええ、腹痛の原因にもなりますよ」
「「「別の意味で目が離せな~い」」」
「え?翠さんの所…」
「何?何で突っ立っているの?」
「わかんない…」
「薙君も同じポーズ…?」
「あ"!!」
「「「何?」」」
「ボール落としてる!!」
「ボール?」
「捏ねてたボール芝生に落としてる!!」
「「「え~目を離しちゃいけないペアだった」」」
遠くから見ててヒヤヒヤしたが
瑞樹さんと芽生くんが先生に話をして新しいものが頂けそうだ
「私、こんなヒヤヒヤするお料理見たこと無かった」
「私は、姪っ子が初めて目玉焼き作る時見ててヒヤヒヤしたけどここまでじゃなかった」
「「「わかる~」」」
「私、今日疲れすぎて爆睡すると思う」
「「「わかる~」」」
「うみ先生~庭、洋君と丈さんいますね。何やらイチャイチャしてますよ」
「残ってる人居ます?庭、洋と丈居ますよ」
残った人達で窓際トーテムポールになる
丈さんと洋君が何やら喋ってる
会話の内容が良くわからないけど
洋君が左右に何かをあてるような動きとナポリの職人さんみたいに頭の上に飛ばす動きをしてるから
きっと親子ピザ教室の話をしているんだろうなと思った
「洋君手付きは、上手いですね」
「ね、エアピザは、上手くいきそうね」
「うみさん、エアピザはって洋さんお気の毒ですよ~」
「いや、本当にぶきっちょなのよ、洋は…」
皆で苦笑いしてたら
「はぅっっっ」
変な声を出した人がいた
「「「どうし………」」」
くぅぅぅ~
丈さんが洋君のお尻を滅茶苦茶…無茶苦茶揉んでる
いや、捏ねてるの間違いか
「あれ、ピザ生地の作り方のデモンストレーションですね」
「そうね~人目憚らずイチャイチャしてお熱いわね」
「うみさんとみおさん、なんか平然としてますね…私、鼻血出そうなんですけど…」
「なんでしょうね?うみ先生」
「ええ、あれ位は、全然よ?」
作家さんとお弟子さんは、尻触る位見るのは日常茶飯事なのか…
私は、BL読むだけで気持ちが大変なのに
作家さんや作家さんになろうとしている人のエロメンタルって凄いんだなって思いながら
洋さんと丈さんがテントの中に入るのを見つめていた
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