激しい妄想

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激しい妄想

「男二人でテントに入るって…狭いよね?」 窓際のトーテムポールが口を開く 「ね、寝るだけだからね。狭いはず」 「けど、なんかニャンコかワンコのじゃれあいみたいじゃない?」 「「「尊い」」」 皆、目がキラキラし始めた時 バキッ 物凄い音が聞こえた 「え?何?」 「このログハウス?」 「あっ!テント!潰れ出した!!」 「キャッ、テント潰れたら二人がどこに居るかがわかる!!」 「うはぁ~ヤバイ!!」 「鼻血出てない?」 「まだ平気」 「あらぬ妄想がぁ~」 「あ~あ、洋くん ちょっとベソかいてる?」 「ハプニング弱そうだからな~ 」 「ほら、けどそんな時の丈先生だよね~」 「あ、やっぱり丈先生、テント張り直ししてる」 「なんだか一家に一人丈先生だよね?」 「え?私は、流さんかな。唐揚げたべてみたい」 「私は翠さん。見つめられながら説法されたい」 「なんかちょっといやらしくない?」 笑いがおきた 「はい!私は瑞樹ちゃんで。もう、loverですよ、lover」 「なんかみおさんの言い方が無茶苦茶いやらしいおっさん風味」 「えー偏見だー!」 「みおさん、流に聞かれたらまた大変ですよ?お気をつけてね。みおさん風に言うと」 「「「「「ご安全に~」」」」」
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