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煩悩はメアリー色？
「う～み～先生～」
「どうしました？」
「月影寺men'sテントの周りで座禅会します」
「「「「え♡!?」」」」
おっ、皆、語尾にハートマーク付いた
窓に張り付きながら見よう見まねで座禅を組み始めるメアリー達
住職の顔になった翠さんがこちらを見て
「ご興味がおありでしたら」
と、言われて窓際に居た全員絶対1mは飛んだ
メアリー、ビクゥゥ～ってなってた
うみ先生は、平然としていたが
私は、胃…かな？心臓…かな？
その辺りがキュゥゥゥ～ってなった
翠さん本当に凄いって思いながら外見てたら
絶対、流さんと私目が合ってる気がする…
なんだか段々無言の厚がかかってる気がしてきた
「うみ先生～私メンタル削れて来てる気分になってますぅ～」
「大丈夫、大丈夫」
平常心、平常心
そう思いながら姿勢を伸ばし座禅を組んでいると…
「ちょっ！瑞樹君帰ってきぃぃ～♡」
皆で慌てて帰って来る方向見たら
「「「キャー♡♡」」」
「白いTシャツぅ～♡」
「くぅぅぅ～アレで白米三杯行ける!!」
「私は、ビールいける」
「私も～」
「うみ先生～ティッシュ、ティッシュありませんかぁ～」
ログハウスの中は、ピンク系煩悩の煙に犯されて来たみたいだ
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