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メアリーは見た!?
何やらテントが騒がしい
ふと目をやると
エンジェルズの居るテント
……子供が居るテントで騒ぐ事ある?
まさか…宗吾さん襲って
イヤイヤイヤナイナイ
お子ちゃま達の前ではしないはず
振り向き『チュ』は、ありそうだけどあんなに騒がしい事は無いはず
慌てて出てきた宗吾さん見て気が付いた
『あっ、漏らした!!』
ちょっと笑っちゃった
世の中のお父さんと呼ばれている人はお漏らしごときであんなに慌てふためくのか
じゃあ、中でフォローしているのは瑞樹君か
彼は、どこでも誰にでも寄り添えて聖母か菩薩かって思える
きっと中でフォローして楽しい事になっているんだろうな~
「ね、ね、ね、宗吾さんの所多分いっくんお漏らししちゃって丸洗いするみたい」
部屋の中に居るメアリーに声をかけた
皆、窓に咲くひまわりのようにニヤニヤしながら外を覗く
宗吾さんは、何故かログハウス方面をジッと見てる
私達は、声を出さないように鼻息荒くならないように気をつける
きっと宗吾さんは、男性ストリッパーなら
人気ナンバーワンになるであろう
私達に魅せ付けるように脱いだ
『ふぐっ』
『はぁっ』
『ぶっ』
色々な音が出た
皆、口を押さえてこらえる
無茶苦茶いい身体じゃん
おじさんじゃないよね
瑞樹君羨ましい
メアリー色々思うので目がキョロキョロする
宗吾さんからは、見えないはずだと思うのに
身体を見せ付けながら白い幕の中に消えて行った
「ね、ね、ね、宗吾さん…わかってるのかな?」
「わかってそうで怖いよね」
皆でそんな話をしながら夜は暮れて行く
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