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言えないやって言いながら
某BL小説サイトに書いちゃった
うは、皆笑ってくれてる
初笑いに貢献してる?私
ちょっと気をよくしてニヤニヤしてた
「ねぇねぇ、君はどこの誰ですの?」
真っ黒い猫に話かけた
「ニャ?」
「だよね、これで話し出したら怖いよね。お家あるの?無いの?どこから入ったの?」
猫の顔見ながら話しかけていた時
スマートフォンが鳴る
きっと兄ちゃん達かと思って表示も見ずに電話を取る
「もしもーし」
元気に出たら兄ちゃんじゃない声
「もしもし、オレオレ」
は!?正月早々オレオレ詐欺電話!!
ナニコレ、正月から働かないと追い付かない仕事なのか~
やっぱり悪いことはダメだね~
って思いながら
「おかーたんは、いま、てがはなしぇません!!」
って子供のフリして電話を切ろうとした
「おい!みお!!俺だ!!詐欺じゃねーよ、月影の」
ここまで聞いてわかった
夢でエロい事してきた…流さんだ
「ひぃ…あ、あ、明けましておめでとうございます」
「おお、今年も楽しい事しようなぁ~」
「はぁ」
「ってか、あのさ~」
げ、あのさ~って言ったよ、あのさ~って
私は、知ってるよ
あのさ~から始まる話はろくでもない話が多かったり
話す人の機嫌悪い事が多いんだよ…
「は、はい?」
恐る恐る返事する
「お前、肖像権とか知ってる?」
「あ~写真とか許可取って撮ったりインターネットに載せたりしようねって話ですよね?」
「良かった、知ってんじゃん」
「はい…」
「いや、今さ、インターネットの某サイトでさ
こんな夢見ちゃった小説みたんだよねー」
うわっ、語尾が棒読みになってる
「へっ、へー」
「でさ、俺と同じ名前のヤツがお前と同じ名前のヤツにいやらしい事しててさ」
「へー」
「他にも知ってる名前出たし、なんか知ってるかなっ思ってさ」
「さー?」
ちょっと惚けてみた
「そうか、知らないか…」
ちょっと声が高くなってる…
色々発動してきた
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