147人が本棚に入れています
本棚に追加
/257ページ
「ええ、実は、年末に昔嫌な関わりをした人とニアミスしてたらしくて…
向こうのパートナーさんから仲介している人と俺宛てに謝罪頂いたんです」
「瑞樹本人は、知ってるの?ニアミス」
「いえ、知らないはずです。
向こうのパートナーさんだけが気が付いたみたいで…
自由にさせ過ぎて申し訳ないと…」
「凄い人ね。
ニアミスだけで謝罪来るなんて…」
「ですね…大切にされているようです
瑞樹には、猛毒なんですけど」
昔の事件を思い出し眉間に皺がよる
「ふふふ、宗吾さん
相変わらず瑞樹LOVEで私は、安心してます」
「うみさん?
うみさんに言われなくても勿論
ベッタベタのドッロドロに甘やかしてますよ」
瑞樹を見ながらニヤニヤしながら言う
「宗吾さん…
貴方が言うと物凄くいやらしいわね
ベッタベタになる事してるの?」
「いや~ん、うみさんのえっち~」
大人なスケベ話を笑いながらしていた
「なあなあ、瑞樹ちゃん」
「何?菅野」
「宗吾さんとうみさんって無茶苦茶仲良くしてない?」
「本当だね」
「妬かないの?」
「え~うみ先生と宗吾さんそんなんじゃないの知ってるし
ほら、まるで僕とみおさんみたいなんだよね~」
首を傾げながら瑞樹ちゃんは、私を見た
「グホッ…みずちちゃん」
私は、手で口を覆った
「ちょ~みおさん!!みおさん!!
鼻血~」
「菅野~ティッシュ!!ティッシュ!!」
「瑞樹~どうした~」
「みおさんが鼻血~」
「宗吾さん!!みおさん瑞樹ちゃんの笑顔で鼻血吹きました~」
菅野君が宗吾さんに告げ口した
「なにぃ~やっちまったな
みお~俺の瑞樹スマイル返せ~」
笑いながら近付く宗吾さんも交え
瑞樹ちゃんの天使話で盛り上がる
そんな瑞樹ちゃんは、顔を真っ赤にして
うみ先生に止めるように助けを求めるが
うみ先生も猫っ可愛がりを始めていた
*━*━*━
こんにちは
みおです
えっと宗吾さんが
「年末に昔関わった」と言っているのは
元ストーカー高橋柾君の事で
私が書いている「幸せを祈りながら」の
【聖なる日】をクロスオーバーさせました
楽しい集まりなのに
柾君出すのどうしようかなと思ってましたが
謝罪は、してるよを出しました
誠実に誠実にです
最初のコメントを投稿しよう!