とあるメアリーの休日

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ふぅ…どうにか乗り切れた 子供がいるのに際どい事言うし… 私にどーにかしろって顔を向けるし… 疲れた もう、やけ食いだ!! 唐揚げを沢山食べていたら 「みお~悪かったな」 流さんがニヤニヤしながら話しかけて来た 「週末とは言え昼間にご子息がいるのに… 皆、無茶振りですよ」 「悪かったって… 詫びって訳じゃないけど デザート用意してあるから喜べ」 「で、デザート!? つ、釣られませんよ」 「そか?さっきの芋少し余ったから ペーストにしてパイ生地に乗せて 滝沢家から頂いたりんご乗せて焼いてみた」 「……なんか美味しそうです」 「多分旨いはず」 「いただきます」 「ちなみにそのタネ使って蒸しケーキも作ってみた」 「美味しそうです」 小森君が話に加わった 「おっ、小森 お前の好きな小豆も入れた蒸しケーキあるぞ」 「本当ですか!? 聞きました?菅野君」 はち切れそうな笑顔で菅野君を見た 「ああ、よかったな」 菅野君も笑顔が眩しい 「師匠!!追いあんこしていいですか?」 小森君鼻息が荒くなってる 「ああ、追いあんこでも追っかけあんこでもしろよ」 笑いながら流さんが答えた 「やったー!!ぼく、利きあんこ出来るんですよ」 これまた鼻息荒く発表する 「え?利き酒じゃなくて?」 真顔で宗吾さんが聞き返す 「ぼくは、お酒よくわからないです けど、あんこなら誰にも負けません!!」 「凄い特技だな…」 「お兄ちゃん、ききあんこってなに?」 また聞き慣れない単語の意味を芽生くんが聞いてきた 「元々お酒で使われる事が多いのかな? 利き酒って言って耳で聞くじゃなくて 飲んで品質をチェックする事なのかな、簡単に言うと」 瑞樹ちゃんが芽生くんにザックリ説明をした 「え~ぼくもききなんとかが とくいになりたいな~」 「芽生坊は、何が好きなの?」 菅野君が聞く 「う~ん……なんだろ… あ!!いちごすきかな~ あま~い白いのをたっぷりつけて~ 白いのだけペロペロして~」 「め、芽生くん!! 芽生くん唐揚げもすきだよね!!」 瑞樹ちゃんが一際大きな声で 芽生くんの話を遮った が 「あ~わかる~練乳ペロペロ旨いよな~」 薙君が話に加わる 「え?あんこペロペロの方が気持ちいいです」 「「「「「はぃぃぃ~?」」」」」 菅野君が固まった この場にいる人間で一番冷静で話を聞いていたのは 絶対うみ先生だと思った ー∗ー∗ー∗ー こんにちは みおです 実は、本編でもある 幸せな存在 3週間程読めず 昨日一気読みしたら 芽生くんが凄いことになってて ビックリ!! お見舞い申し上げます 早く元気になりますように♡
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