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朝、ビックリサイト駅前で待ち合わせた
「よし、時間前に着いた」
辺りをグルッと見渡す
…何?あそこ
コスプレイヤー?
いや、まさかだな……
なんか遠巻きに見られてる?
あ~…流さんだよね
あんな男前に近付けないよね
うわぁ~
あの人混みの中に行くのか~
勇気がいるな~
「しっつれ~しま~す
うしろ通りま~す」
人をかき分け輪になりつつある場所に突っ込んで行く
「おっ、来たな」
「すみません、遅くなりました」
「いや、早く来過ぎた」
「小学生の遠足ですか」
「まあ、ある意味」
って話をしているだけでも
目線が痛い
「流さん…そろそろ行きますか?」
「おお、連れていけ。案内よろしくな」
こうして私は、目立つイケメンを引き連れビックリサイトを目指す
流さん引き連れ
入場手順を踏み中へ入る
「くぁ~でっけ~な…
なあ、みお…」
「はい?」
「あの机の上に乗っているの
全部売り物なのか?」
「はい、この長い机1/2が一人のスペース
商業で活躍している先生から
素人で作家活動をしている人までいらっしゃいますよ」
「なぁ、素人作家さんってメシ食えるのか?」
「流さん、心配になってます?
素人作家さんは、インターネットでお話書いたり
ツイバムッテーでお話書いたり、漫画を載せたりしてて濃い趣味ですかね
そう言う方は、本業がある方ですよ」
「趣味止まりなのか?」
「ツイバムッテーに載せたりしてると
誰もが見えるから雑誌からお声かかったりとかも多いみたいですよ」
「へ~……ってさ、この辺り何か……凄くね?」
流さんがキョロキョロしてる
「あ~この辺り無茶苦茶エロい漫画ばっかりですね」
「みお、お前平気なのか!?」
「あ~別に…」
「恥じらい無いのか?」
「それは田舎に置いて来ました」
「……なるほど?」
そんな会話をしながら歩いているが
両左右の売り子さん達が
流さんだけをガン見
歩く姿をデッサンし始める人多発
うん、だよね
無茶苦茶格好いいもんね
*ー*ー*ー*ー
ツイバムッテー
名前かえてます😁
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