春雷・春風

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『あっ♡奥♡奥がいいのぉ~♡』 『ラブちゃんは、奥好きなの?』 『あん♡奥スキ♡奥スキ♡ご主人様~奥にぃ~ あっあっ♡ご主人様~チューして♡チュー♡ ラブチュースキ♡ラブ対面座位スキ♡』 『そうか、コレ好きなのか? ほら、ほら、どうだ?奥のコリコリにあたるぞ』 『あん♡ダメぇ~気持ちいいからぁ~』 『ラブちゃんは、ご主人様がいいの? ラブラブ対面座位気持ちいい?』 『いぃ~♡~ラブいぃのぉ~』 いやっ… 本当にナニコレ… 「瑞樹~ただいま~」 部屋の中から返事は無い 「み・ず・き・ちゃん♡ ただいま帰りましたよ~」 そう言いながらリビンくへ行く …あれ?居ない? 手を洗うついでに 芽生の部屋も見るが居ない トイレ? トイレにも居ない 「ん?寝室か?」 そう思ってそっと扉を開けた そこには、正座をし背中を丸くしながら 下を向いている瑞樹の姿 「瑞樹~帰ったよ?」 そっと声をかける ビクッと驚いたのか肩が跳ねるのが見えた 「そ、宗吾さ…」 涙目になりながら振り向かれた 「どうした!瑞樹!!どっか痛いか?怪我したか?」 俺は、見た事も無い 瑞樹の表情に驚いた 「ち、違うの…何で?何で?」 「なんで?」 そう聞き返しながら【なんで】の意味を探す あ"―――――――――― 瑞樹の手の中にある物を見た 見つけちゃったのか 一緒じゃないと卒倒すると 思っていたが 卒倒とは違うが… うん、そうなるな 瑞樹の欲をはらんだような顔 こんな昼間から見た事が無かった 「宗吾さん…ぼ、ぼくぅ…」 「瑞樹…」 チラリ時計を見た もう、11時半を回っている 早くしないと芽生が帰って来る 俺も一緒に…は、時間が無さすぎる よし、これは射精(だす)だけの行為だな うん、よし 「瑞樹…辛いな…ほら、瑞樹おいで」 瑞樹を後ろから抱える ズボンのベルトを外し ボタンとファスナーを下げた
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