恋する会社員

流介の仕事の説明

蓮実は今日も早く家を出た。流介の仕事を手伝うためだ。蓮実はまだざっくり

としか仕事の内容を聞いていなかったので今日は細かい内容まで聞くつもりだ

朝早くいっても流介さんはもう来ている。相変わらず早い！ずっと会社に

いるんじゃないかと思うほど早い！そして、流介さんの方へ向かうと聞いた。

「仕事の内容を教えて下さい」まだ少しぎこちないが聞けたことには変わらな

い。「では説明しますね。まず、自殺しようと思っている人の所へ行く。後

で方法は教えるからすることだけ話してもいい？行ったら、なぜ自殺しよう

としているか聞く。その次に自殺の理由になるものに話を聞いたりする。

それで、また自殺しようとしている人の所に会いに行き、もうちょっと待って

みたらと提案する。という感じかな。じゃあ実際にやってみるよ。ついてきて

ね」はいと私はうなずいた。彼が一冊の本を開くと一人の高校生ぐらいの人

が写っていた。「一番最初のページに写っている人が僕達がとめる人だよ。

今からこの人の所に行くよ！」え？どうやって？と思った瞬間、彼が男の人を

指差しジャンプした。そして彼は消えた。一人ぼっちになってしまった私は彼

がやっていたように、男の人を指差しジャンプした。するとトンネルの中

だった。下に穴があいている。彼はあそこから降りたんだろう。もうすぐ穴だ

ちゃんと着地出来るだろうか。穴は広くなっていて、ストンと降りることが

出来た。そこはたくさんの山々に囲まれていた。山々を眺めている時、彼の

声が聞こえた。男の人と話している。続きは次のお話！