怪しい男

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「う、うわああ!」 ソージの叫び声! 「ど〜した〜、ソージ〜」 「ソージくん、どうしたの〜」 二人がソージの元に駆けつける。 そこにはソージの姿はなかった。代わりにあったのは、ソージそっくりの銅像だ。 「うそだろ〜?ソージの銅像があるぞ〜」 「ヨガヲくん、まさか、ソージくんが銅像になっちゃったの〜?」 「なんだって〜?ということは、こいつらはみんな同じクラスのやつが銅像になったのか〜?」 そのとき、不気味な笑い声が聞こえた。 「ウッシッシッシ。よく気づいたな、坊主」 怪しげな中国人風の男がいる! 「誰だ、おまえは〜」 「この人よ。ヨガヲくん、この人、ソージくんが持っていた、ふりかけるとなんでも中国皇帝料理になるパウダーを配っていた人だわ」 「ウッシッシ。なんでおまえらは銅像になっていないんだ〜。悪いやつらだな〜」 「さては、おまえのしわざだな〜。ソージたちになにをした〜」 「ウッシッシ。あのパウダーは、ふりかけるとなんでも中国皇帝料理になる代わりに、食べた人間を銅像にしてしまうのだ〜。おまえたちも、カチコチになってしまえ〜」 怪しげな中国人風の男は、パウダーを取り出した! 「危ない、ケロコちゃん〜」
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