三笠とアルミランテ

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「アルミランテ、起きている?」  ノーブラで紫色の刺繍が入ったパンツに身体の線が透けて見えるローブを着て、片手に紙袋を持った三笠が、アルミランテの部屋の前で声を上げる。 「三笠様ぁ……私はぁ、準備万端ですよぉ……下の方はぁ、三笠様に弄ってもらうためにぃ手付かずで取っておいてありますからぁ、すぐに入ってきて下さぁい……」  三笠の呼び掛けに、アルミランテが艶を含んだ声で返事を返す。 「入るわよ……」  部屋の扉を開けた三笠の目に、彼女に脚を向ける形で上半身裸でベッドに横たわり、両手でスイカ大の乳房を下から持ち上げるようにして鷲掴みにしたアルミランテのあられもない姿が映る。  顔を上げて三笠の姿を確認したアルミランテが、三笠に見せつけるように両手の人差し指と親指で乳房のサイズに比べたら小さ目の乳首をくりくりとこね回す。  こね回された両方の乳首の先端に、小さな白い珠ができる。 「アルミランテ、フェイヤンさんの薬の影響で母乳が出るようになったの?」 「こうやって弄っていたら出るだけでぇ、日常生活には問題ありませんよぉ……」   三笠の視線が自分の乳房に向いたことを確認したアルミランテが、両方の乳首を口元に寄せ、乳首の先に浮いた母乳を舐め取る。 
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