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「銀板式ではなくてぇ、フィルム式のカメラですねぇ……私がそれでぇ、三笠様の剃った跡の残るあそこをぺろぺろした後、撮ればいいのですかぁ……でもぉ、三笠様がぁ、私にこんなことを頼むことなんてぇ、今までなかったですよねぇ……」
「私の乗組員から、フェイヤンさんの船が就役したらそっちに転属したいと言われました。理由を聞いたら、定期的にエロ写真をくれてやると言われたからだ、と……」
三笠がそこまで言ったところで、一旦言葉を切り、部屋の窓際に置かれている机の前に歩み寄る。
三笠は机の上に乱雑に積まれたたアルミランテの寝間着と自分の物とは比較にならない大きなカップのブラに目を遣ると、カメラのレンズをベッドに向ける形で置いた。
椅子を引いて着ていたローブを脱ぎ、簡単に畳んで椅子の上に置く。
「私の乗組員が転属を申し出たのは、あなたがこの世界に来た時と日向さんが、この世界に来た後に続いて三回目……」
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