三笠とアルミランテ

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「顔は映らなくてもいいからぁ、お乳とあそこはぁ映るようにしてもらえますかぁ……」  アルミランテがそう言いながら乳房を両手で持ち上げて寄せ、大きな谷間を作る。  圧力を加えられた乳首の先に再び、母乳の珠ができる。 「いくわよ……」  三笠の言葉にアルミランテが乳房を上腕部で挟み込んだ状態で、両手を股の間に回して、人差し指と中指で花弁を割り開く。  割り開かれた花弁から、その中に溜まっていた蜜が零れ落ちる。  三笠は目一杯、後ろに下がると、アルミランテの斜め上から覗き込むような形で焦点を合わせてシャッターを切った。 「これでよし、現像した物は出来次第、渡すわね」 「私はこれ1枚でいいけどぉ、三笠様はぁ、どのような所を撮影するのですかぁ……?」 「構図は幾つか考えていますから、私の言う通りにして。まずは下準備、敏感になった乳首を弄ってあげるから、仰向けになって胸を寄せなさい」 「こうですかぁ……」  アルミランテはちらりと後ろを見て、仰向けに倒れてもベッドの端に頭をぶつけないことを確認した後、ゆっくりと仰向けになった。  両方の拳を軽く握り、上腕部で乳房を寄せる。
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