三笠とアルミランテ

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「アルミランテ、我慢しなくていいわよ……いい声で啼いて……」  三笠がそう言いながら伸ばしていた腕を曲げ、アルミランテの乳房を自分の乳房で押し潰す。 「三笠様ぁ……そんなに強く押されたらぁ、乳首からぁ、お乳が漏れちゃいますぅ……」 「確かに、いつもより乳房が張り詰めているみたいね……楽にしてあげるから、身体を起こして膝立ちになりなさい」  アルミランテが小さく首を縦に振ったのを見た三笠は、腕を伸ばして重ねていた乳房を離した。  乳首と乳首との間に液体の糸が繋がり、切れる。  三笠が後ろに下がり、アルミランテが腹筋の要領で上半身を起こす。 「これは脱いだ方がいいですねぇ……」  アルミランテはパンツを手早く脱ぎ捨てると、膝立ちになった。  スイカ大の乳房の頂上にある乳首と、髪の毛と同じ薄茶色の陰毛に覆われた陰唇から、それぞれ違う種類の液体が漏れ出し、片方は胸の下部から、もう片方は太ももを伝って、ベッドのシーツに滴り落ち、小さなしみを作る。
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