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「分かりましたぁ……皆が洗ったコップを片付けたぁ、日向さんの部屋に行きますねぇ……」
アルミランテがコップを手に立ち上がり、三笠の横をすり抜けて厨房へと向かおうとする。
「アルミランテ、そこで止まって」
「え……はい……」
アルミランテが立ち止まったのを見た三笠が席を立ち、背後から彼女を抱きすくめる。
「……あ……あのぉ……三笠様ぁ……もしかしてぇ、このままの姿勢でするのですかぁ……」
後ろからスイカ大の乳房を鷲掴みにしてきた三笠の手に、アルミランテが自分の右手を重ねる。
「アルミランテ、事情は皆が寝静まった深夜に説明するから、起きて待っていなさい。お遊びは、したいなら、していていいわよ」
三笠はアルミランテの耳元で囁くと、彼女の乳房を鷲掴みにしていた手を離した。
一歩後ろに下がって抱擁を解く。
「……分かりましたぁ……お待ちしていますぅ……きゃいんっ」
コップを手に厨房に向かおうとしたアルミランテが盛大にすっ転び、その拍子に手から離れたコップが壁にぶつかり、割れる。
「相変わらずね……片付けは私がやっておくから、アルミランテは日向さんの所に行って、先に風呂に入るように言ってきなさい」
「分かりましたぁ……」
アルミランテが立ち上がり、食堂を後にする。
アルミランテが食堂から出て行ったのを見た三笠は、割れたコップの破片を拾い集めていった。
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