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表現するときに、肌感覚はとても重要である。
温度、湿度、材質、服の柔らかさ、髪の質など、一言単語を入れ込むと、活き活きとした描写ができる。
また、抽象的な概念を書くときも、肌感覚で書くことがある。
「感性」を「みずみずしい感性」と書くと、「高い感性」などと書くよりも肌感覚を感じる。
イラストを描くときにも、肌触りを意識する。
人物を描くときに、艶を出すためにハイライトを多用するのだが、描写の明度とかけ離れた白を置くと、途端に透明感や冷たさ、硬さ、光沢感、滑らかさなどを感じさせる。
視覚から、肌触りを感じさせることは、一度自分の記憶と照らして解釈している。
だから、書くときにも自分でどう感じるかを検討しながら書いていく。
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