泣きっ面にミサイル

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結局…男なんて口で何言ってようと可愛くて…若い子が好きなんだ…。 その日、私は動揺からか仕事でミスを連発…年下の上司に強く叱責され定時で帰宅した。 家に入ると走り回る2人の子供の姿があった。 更に横からは聞き覚えのある声がした。 「あ、お姉ちゃんおかえり〜」 私が声の方へ向くと金髪頭の女性がコチラに手を上げていた。 彼女は消防士の旦那との間に先程走り回っていた2人の子を持つ専業主婦で私の7つ下の妹『カエデ』だ。 カエデは、ドラマや読書が趣味の私とは正反対に昔からコミュニケーションが上手で友達も多く、結婚する前は男を切らした事は一度も無い人気者だった。 …姉妹ではあるが少し苦手だ。
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