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「そうなんですか?それはそれは……、すごいジュエリーなんですね」
私はわざと騙される事にした。
何故私がターゲット入学選ばれたのかは分からないけれど、空気を読まなくちゃいけない。
「検討を祈ります。当店の商品は、きっとあなたのお役に立つ事でしょう」
目映い光に耐えきれず、目をギュッと瞑る。
次の瞬間、私は先ほどの廊下に一人で立ち尽くしていた。
目の前にあるドアを恐る恐る開くと、大勢の女性達が私の方にをチラリと視線を向け、すぐに各々のスマホや手鏡にそれを戻した。
一瞬で元の部屋に戻ってる!?
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