オーディナリーデイズ7 リゾナンス オブ ザ ビギニング

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翌日、私が起きたのは昼前で、本当にダメ人間になりそうだ。 朝から塾に行っていた奏美が帰って来ると大声で私…ではないのだが、を呼んでいた。 そして私の部屋に飛び込んできた。 「お兄ちゃん」 私は奏美に、 「おいおい、ノックくらいしろって言っただろ」 と言うがそんな事は聞いていない様子で、私にスマホを見せて来る。 「これ見てこれ…」 スマホに映る動画は、間違いなく昨日私たちがやったストリートライブの様子だった。 「これ、凄い話題になってるみたいよ…」 奏美は私に顔を寄せて一緒に動画を覗き込む。
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