オーディナリーデイズ7 リゾナンス オブ ザ ビギニング

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「持って来いって言わなかったから…」 「言わなくてもわかるだろう」 「だって言わなかったから…」 と言い合う私とトオルの間にマスターが割り込む。 「まあまあ、そんな事で揉めるな…」 トオルは睨む様に見てるし、私はどうしたら良いかわからないし…。 「良い機会だからアレ使ってみるか」 マスターはそう言うとステージの奥の部屋へと入って行った。 何を持って来るんだろう…。 私はマスターが入った部屋とトオルを交互に見る。 マスターは大きなケースに入ったコントラバスを持って来た。
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