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episode.9
「ミンギュってさ、高校の時からホント変わってないね。」
「え?そうですか?俺、自分では変わってるって思ってました...」
「相変わらず、私に懐いてるとことか可愛いとことか背が大きいとことか、なーんにも変わってないよ。」
「懐いてるのは仕方ないです!!俺、ジアン先輩のこと大好きですから!!」
「あー、ミンギュ...!!私も大好き〜!!」
って言って、またミンギュに抱きついた。
ほんっと可愛い。
それに尽きるなぁ。
私とミンギュが抱きついてると、たちまちテンションの高かったスニョン先輩がみるみる内にテンションが下がってった。
「ねぇ、俺にもギューして...??」
「嫌です!!」
「えー、ミンギュにはしてるのに!?!?」
「ミンギュは特別ですっ!!」
「え、なんか嬉しいんだけど...!!」
「スニョン先輩にギューはしませんよ!!「先輩」ですから。」
「え〜、俺泣くよ??」
「別に良いですよっ!!」
「先輩...、おつかれっす...」
「ミンギュまで!!俺が可哀想とか思わないの!?」
「「思いませんよ」」
「二人して言うなんて...!!ひどい...」
「まぁまぁ、帰りましょ。深夜に路上で泣いてたら近所迷惑ですよ。」
「う...、ジアンちゃんの言うことが正論すぎて何も言えない...」
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