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作業
下準備は整い、あとは肝心の作業をするのみとなった。
緊張する中、タイミングを見計らい手に持ったものを投下する。
慎重に落としたためか、思ったほど散布はしなかった。
ホッとする私のゴーグルとマスクの間のわずかな隙間にそれは被弾した。
「あっっっっつい!?」
うう、油断した!
まさかこんな小さな隙間を狙うとは!
だが、中断は危険だ!作業は続行しなければならない!
私は更なる被弾の恐怖に耐えながら、作業を続ける。
そして作業が完了した!
だが、その完成品を見た私は眉をひそめる。
「……なんか、予想と違う」
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