31人が本棚に入れています
本棚に追加
でも、これ以上はもう待てないよね……。
『いつ戻ってこれるの?』
すると、
『のんびりもしてられんし、すぐに帰るわ。
マイっち。
悪いけど、ホダカに追い付いてもらえるか?
おそらくやけど、今回はアツモリとホダカに関係することや。
と言うか、以前のホダカの闇堕ち誘導の延長線上にあるもんやと思う。
ホダカとアツモリが、あとでこれ以上後悔させんようにも頼む。』
と言ったのだった。
もうほんと、勝手なことをしてと怒っても良さそうなところなのに、びゃくやんは相変わらず、仲間に優しい。
私は、そんなびゃくやんが大好きだ。
『わかった。
逐一連絡するようにするから、いつでもスマホに目を通しておいてね。』
私はそう言ってから、
『びゃくやん、大好きだよ。』
と、心を込めていった。
『あぁ。
俺もやで。』
この返事が嬉しい。
最初のコメントを投稿しよう!