プロローグ

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「アキく〜ん、お母さんからちょっとおはなしがあるから降りてきて〜」 『は〜い』 話ってなんだろ?母さんや先生たちの前では良い子ちゃん演じてたから怒られるってことは絶対ないけど バタバタバタッ ガチャッ 『母さん、はなしってなに?』 「アキくんの志望校のことなんだけど」 『もしかして変えるの?』 「うん、ごめんね勝手に決めちゃって」 『ううん、謝らなくていいよ母さん。僕は志望校は行きたいところがなかったから適当に書いただけだから。それで僕はどこの高校に行くの?』 「そう言ってくれるとお母さん嬉しいわ。アキくんが行く高校は桜蘭学園(おうらんがくえん)よ。それと申し訳ないんだけどお母さん言うの忘れちゃってて、学園に行くのが明日なの」 『明日⁉︎わかったよ。少し質問なんだけど僕はどうやって編入試験受けたの?』 「それならアキくんが受けた志望校が日本で1番頭良いとこで満点合格なんて、編入試験は受けなくても大丈夫ですよって言ったらしたわ。アキくんなら大丈夫って聞かなかったけど満点なんてホント凄いわね」 『ありがとう。母さん達が信じてくれてるって思ったら全部解けたんだ(^^)』 「アキくんったら本当に嬉しいこと言ってくれるわね。荷物は新しいの買ったからアキくんが持っていきたいものだけ持っていきなさいってお父さん言ってたわ」 『わかった。父さんにもお礼言わないとね』 「ええ、お母さんから言っておくわ。明日も早いんだしもう寝なさい。いきなり話してごめんね」 『別にいいよ。おやすみ母さん』 「おやすみなさいアキくん」 まさか入学式目前で違う高校に行ってと言われるとは思わなかったな。アイツらと、同じ中学だった奴等に連絡入れないとな。 連絡し終わったし明日持ってくものを決めるか。これとこれと、、よし!終わったしはやく寝るか
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