Do Your Best ! がんばれっ! -25-

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3.  私が歩いてる時によろけそうになるといつも、大丈夫? 気をつけて と言ってくれた。  最近は言われてなかったけれど、付き合い始めた頃はきれいな美紀さんと 付き合えてうれしい、幸せ者だ、と彼はよく口にしていた。 「そうだね、剛士はラッキーだよ?  私なんていろんな人からお誘いがあるんだからね。  その大勢の中から剛士を選んだんだから。  私のこともっともっと大事にしないと、他の誰かに持ってかれるよ? 」 「うん、分かってる、ほんと大事にしないとね」  剛士の眼差しはいつもいつも私を崇めていた。  私といられる喜びに満ち溢れていた。  なのに、昨日いつものように食事していてもうそろそろ結婚しても いいわよ、って私からお許しを出した途端……。
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