思い出

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思い出

?さん(あなたは誰?) そう脳内に声が聞こえた。 一瞬びっくりしてしまった。 でも、聞いてきた事を答えないと! そう思い、俺は声に出す。 あやさん「…俺は深山 綾(ふかやま あや)って言います。じっと見ていてごめんなさい!」 また脳内に声がした。 ?さん(あや、いい名前ね。いいのよ、気にしてなんてないわ。) ニケさん(そういえば名前言ってなかったわね。わたしはサモトラケのニケ…だった気がするわ。) あやさん「だった気がする?」 ニケさん(ごめんなさいね、曖昧で分からないのよ) あやさん「それなら…ニケさんって呼んでもいいかな?俺すごく会いたかったんです!」 嬉しいわと言ったその後、ニケさんが思い出を話してきた。 わたしは色んな船に飛んだわ、西へ東へ勝利を告げに。色々な国々の人達がいた。色々な戦いもあった。でも見守る事しか出来なくて。 それで、わたしの生首は、どこかにいってしまった。このなりだから、外へ探しに行けなくて、立ちつくしてたら、あなたに出会ったのよと、そうニケさんは私の脳内に言った。
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