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先端を口に含み、丹念に舌先でいたぶった。玲の控えめな声が少しずつ大きくなる。反対側も同様にすれば、玲は体を揺らして声を上げた。
そのまま指は玲の秘密の場所を探った、並ぶ肉の膨らみに触れれば玲の足ががくがくと震える、反応はいいが湿り気がないのはやはり初めてだからだろう。
玲が用意したローションを指に取り、茂みの端から肉の割れ目に沿って指を差し入れた、硬くなった尖りにすぐさま触れる。
「ひゃ……っ!」
玲が声と共に腰を浮き上がらせる。
(なにこれ……っ!)
勝手に腰が前後に動いた、喉の奥から声が漏れる。
「や、いや、あ……っ!」
嫌だと言ってはいけないと慌てて口をふさいだが、目の前の保晴は微笑む。
「大丈夫だよ、玲」
言ってキスをしてくれた、指はそのまま動き続ける、玲は保晴が与えてくれる快楽を味わった。
(なにこれ、なにこれ……っ)
どんどん熱を帯びる体に戸惑いながらも保晴の体にしがみつく。
(私の体、どうなっちゃうの……!)
保晴は親指の腹で尖りを刺激しながら、中指を密壺の入口に置いた。
(あ、そこ……っ)
玲にだってわかる、そこが男性を受け入れる場所だ。玲はタンポンの経験すらない、まさにまっさらな場所である。
(何、するんだろう……っ)
ドキドキしながら待つ、保晴の指は入口だけをそっと指の腹で撫で続ける。
なぞりながら、保晴はかすかにため息が出てしまう。
(やはり処女だ)
膜がある、指で押しても侵入を拒むように。
(こんな子に……)
自身のふたりの娘より若い処女を犯すなど──。
「……やっくん……」
遠く玲の声を聞いた、望まれている、玲の望みをかなえてやりたい。
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