{1} 謎の黒猫

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パソコンの画面を圭の方へ向ける。 「どれどれ…ただの投稿メールじゃないですか。コレがどうしたんです?」 「…最初のメールがこれでさ。へえ、と思っただけなんだけど、似た内容のやつがポツポツきて、コレと、コレと、コレ」 「単なる、同じ人間が名前を変えて投稿しているんじゃないんですか?」 圭はフゥムと、そのメールを確認する。 「……必ず、黒猫の話が出てきますね。内容も詳しいし、うーん、なるほど」 そうなんだよなぁ、と呟いて、ホームページを凝視する。
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