壊れたら……

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人間は、 時折壊れた玩具の様に、 今日もどこかがイカれている。 誰のせいでもないのに、 自負出来ない玩具は、 他の真っ当な生き物たちに、 当たり散らす。 ある種、 ダメな生きる標本として、 他の動物たちが警戒する。 極限を知らない壊れた玩具は、 互いに壊し合う歴史がある。 それも繰り返しそうしてきた、 ダメな玩具たち。 人間とはそんな物だ、 人間界とは、 実にくだらない。 極限を目の当たりにした頃、 自然界が幸せになる時だろう。 その時の人間たちは、 この世には居無い。 だからもう、 これからは、 要らない玩具なのだ。 壊れたら捨てれば良い、 ダメな玩具なのだから……
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