日本の失われた8年間

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日本の失われた8年間

 特に酷かったのはA保守政権の2012年12月26日から2020年の9月26日 の7年7か月間の長期政権であり、経済においても賃金の伸びは主要国のG7 の中で最低であって、経済低迷のデフレが長期に渡って続いていた。  金持ちの金余り現象によるマネーゲームの世界であり、株のみが上がった時 代だった。  今度の参議院議員選挙もそうであるが、野党の長期低迷に助けられたA政権 の外交も酷かった。  アメリカのポチであり、ロシアにおいては、27回も会って話し合いをした 北方2島すら返ってこなかったし、北方の天然ガスのロシア開発にも手を貸し 今の悪事のロシアにも手助けしておしまいだった。  北朝鮮の拉致問題も主要な政策にかかげたが、小泉内閣の方がよっぽど成果 をかかげた。  トランプの言いなりになり、日本外交の自主性もなく。基地問題に関しては 進展もなく。 コロナなどでは弊害も出てきている。  基地の治外法権などの在日米軍の整理と縮小と日米基地協定の抜本的な見直 しを行わなければならないのに、A政権は、その方面では何もしなかった。  嘘と詭弁の長期政権の弊害は日本の競争力の低下を招き。  経済のデフレ退治は、ジョン・ロックが唱えているように、中産階級を中心 とした。公的資金への中心を中産階級に絞るべきであったのに、金持ち階級に のみに税金を投入したため、少しも日本の生活の向上はなかった。  社会自由平等にならなければいけないのに、方向性が誤ったために日本の 優秀な技術は宝の持ち腐れだったし、サラリーマンはじめとする生活の向上 はなく。ただただ無駄に時が過ぎて行った。  かっては「政治は三流、経済は一流」と言われたが今では「政治も経済も三 流」に成り下がってしまった。  この日本経済の重症はなかなか直らないと感じるが、今後はウクライナ情勢 などによって、日本の防衛はこのままで、本当に良いか。軍備というものは バランス・オブ・パワーの上で、バランスが取れていないと、核兵器のない ウクライナや日本に対しては、強国と勘違いしている国々が攻め込んで来る かもしれないので、危険である。  今の憲法の九条や自衛隊のみでは日本は安全ではないと感じて仕方ない。  科学技術の進んでいる日本はドローンなどのようなAI兵器を進めて人だけ に頼らず。ロボット化への道も考えに入れて行かなければ、核と勘違いを した大国主義の連中が攻め込んでくるのに、防ぎきれないのではないのか と小生は感じる。
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