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あらら……話が逸れた。
22歳から数年の一人暮らしの間の
楽しいお風呂タイムの話をしよう。
脱衣・洗面所と浴室内の照明からまずは変えた。
……と言っても、電球の色を変えただけ。
白色から、柔らかな暖色にした。
これだけで、実家と違って無機質な室内が
柔らかくて温かく思える。
それから香り。
アロマテラピーで使われるエッセンシャルオイルが令和の現在ほど知られる前に、
昭和の頃から既にあった。
しっかり乾かした花々やハーブ、実、スパイスや、樹脂などを混ぜ合わせたポプリを知っているだろうか?
さらに香りを際立たせるために、花々やハーブ、樹脂、実から抽出したエッセンシャルオイルを加える。
私が高校生の頃には、原宿の生活の木
成城のカリス成城……などの専門店が
あちこちに出来てきた頃で、作るポプリも
飲むハーブティーも本格的にならとそこで
エッセンシャルオイル含めた材料を購入していた。
そこで知った優雅なお風呂タイムなんだけど
ちょっと、家族には……特に男性陣には不評でなかなか難しい状況だった。
サシェにドライハーブや、ハーブティー入れて浴槽内浮かべるのは、日本の昔ながらの
季節のお風呂と変わらないのに。
お湯が派手な色で強い香りの大手の入浴剤よりも優しい香りなのに……。
ほのかに香らせる、ハーブティーや、ポプリの材料や、エッセンシャルオイルが
楽しいお風呂タイムへの材料のひとつ。
香りのイメージがつきやすいのは
柑橘系やラベンダーや、ローズだろうか?
エッセンシャルオイルは洗面所に置いた
素焼きの器のお湯に1滴〜2滴
ふわっと香らせる。
薄い布で出来たサシェにドライの花々やハーブ、はちみつ、あるいはスキムミルク入れて
適度な温度のお湯に浮かべる。
まずはしっかりメイク落としと体洗って
髪には椿油やらふのり、卵とヨーグルトの
マヨネーズみたいなトリートメント揉みこんで、蒸しタオルして、ゆっくりお湯に浸かる。
仕事で疲れた時は、尚更香りでリラックス。
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