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「杏ちゃん 潤くんお風呂よ〜」
当時は昭和、家の家長が一番風呂。
そんな考えのない我が家は子供たちを優先で、幼稚園までは姉弟、手が空いてる大人
例えば、祖母とか当時はまだ嫁に行ってない
父の妹のおば……もとい!お姉ちゃん……と
お風呂だったりした。
そこで、ごく普通にお風呂の入り方が身についたと思う。
いきなり浴槽へ……ではなく、身体洗って
汚れをしっかり落としてから温まる。
その理由は、実に簡単。
家族含めて最大十人の大所帯
最後まで、綺麗なお湯に……なんて気遣い。
ガスで追い炊きできるから、ぬるくなっても良いけど、お湯が汚れていたら最後の人は悲しい。
それに、お湯を変えるということは
水道料金と、新たに炊くことでガス代がかかる。
でも……その考えって、若い時家にお風呂がなくてしょっちゅうお風呂屋さんに通っていた祖父母からなんだよね。
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