6人が本棚に入れています
本棚に追加
そうそう、お風呂が好きな理由。
話が大きく逸れた。
それは簡単。
気持ちよくてのんびり出来るから
ただ、これに限る。
たくさんの石けんの泡で、顔も髪も体も
綺麗に洗って、時には、祖母直伝の
小豆の粉と鶯の粉(※)と黒糖入り糠袋で
肌を磨き清め……
髪なんかも、椿油などで地肌マッサージして
そのあと石けんで……あっ!
シャンプーは、なんとなく苦手で
すすぎ残しが気になって
美容院なんかでしか経験ないんです。
だから、石けん。
リンスは、お酢とかで……。
髪も肌もツヤツヤピカピカウルウル
綺麗に洗い清めたら……
いざ!お湯の溢れる湯船へ!
「あ〜」
肩まで浸かって思わず出る声。
ググッと手足伸ばしてちょうどいい加減の湯に身を任す。
その瞬間がたまらないのだ。
家のお風呂ならば、祖父渾身のタイル張りの壁に隠れる動物を探してたり、湯気で曇るガラスで遊んだり……、シャボン玉したりして
キラキラ輝くのを眺めたり……
そんなことしながらのんびり過ごす。
それが楽しいのだ。
年齢とともに、家風呂は美容の場になるのだけど。
家のお風呂はこんな楽しみ方。
気持ちよくてのんびり楽しく過ごすのが
ものすごく大切。
もうひとつのオアシス!
銭湯ではまた違った楽しみ方をする。
それに伴い、持ち物も変わる。
※鶯の粉……うぐいすのふん
昔からある美白のための物。
鶯の粉とあるが鳥の鶯ではなく
鶯のフンである。
青菜などを食べさせて、排出したものを
集め紫外線などで消毒殺菌してから
商品としていたとか聞く。
美容文化社という会社で販売していたが
飼育用の鶯が輸入出来なくなり
それに伴い現在販売終了している。
同社では、白糠主体の糠袋、ふのり、小豆の粉を販売してるらしい。
ちなみに鶯の粉手に入らない私は、
小豆の粉を自身で粉にして化粧ぬかとともに使用中。
最初のコメントを投稿しよう!